2020年度(第40期)ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業 海外研修派遣生募集要項 みなさまのご応募をお待ちしています 合掌 1981年、国連・国際障害者年にスタートした「ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業」は、第40期海外研修派遣生を募集する運びとなりました。この38年間で研修派遣生は512名となりました。 これも、この財団活動にご支援をいただいている愛の輪会員やダスキンファミリーのみなさま、ご応募いただいた多くの方々、また、帰国後に各方面でリーダーとして活躍しておられる研修卒業生の方々、さらにお力添えをいただいた厚生労働省をはじめとする関係機関のみなさまのお陰と心からお礼申し上げます。 この事業の趣旨は、海外で研修をいただく方が、地域社会に貢献したいと志す「リーダー育成」という大きな願いがこめられています。学んだことを自身のものだけにとどめず、多くの人々に広めるという観点を障がいのあるリーダーに託しています。「他の人のお役に立つ」ことが自身を成長させると考えています。 そして、もうひとつの重要な目的は「人間成長プログラム」という点です。単に研修に精出すばかりではなく、世界のいろいろな文化・人々の考え方や人間性に触れ、触発されて成長して帰ってくる、そうした人間の可能性を高めるプログラムであると確信しています。  今回は、一人で長期間研修する「個人研修」と、障害者権利条約の批准による国内実施に取り組みたい方々を対象とした「ミドルグループ研修」、加えて「UNDP・UNVタレントプログラムに挑戦するコース」を新たに設置し、国連でのボランティア活動を希望する方にその機会を提供することが可能になりました。    みなさま方が日頃から思い、願ってきた「夢」と、その実現にむけた「創意工夫」をお寄せくださいますよう、多くの障がいのある方々のご応募を心よりお待ちしています。 ありがとうございました。合掌 2019年7月 公益財団法人 ダスキン愛の輪基金 「ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業」実行委員会 主催:公益財団法人 ダスキン愛の輪基金 実施:「ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業」 実行委員会 協賛:株式会社ダスキン、ダスキンファミリー 後援:厚生労働省、社会福祉法人全国社会福祉協議会、国際連合広報センター、      公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 2020年度(第40期)ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業 ミドルグループ研修生募集要項 1. 派遣人員 介助者、支援者、通訳などのスタッフを含めて8名程度までの1グループ 研修生(障がい当事者)は、グループ内3名以上とする 2. 派遣期間 1~2週間程度 研修を深めるために、予算の範囲内で2週間を超えることも考慮する 3. 派遣地 応募者が研修を希望し、当実行委員会が認める諸国 外務省海外安全情報により研修国を変更する場合があります 4. 派遣先 グループの「夢」を実現するための障がい者団体、ボランティア団体学校等の教育機関、リハビリテーション関連、研究機関、その他の行政機関、企業等で、グループが策定した研修計画による 5. 研修テーマ 障害者権利条約の国内実施を進めるために先進的な取り組みを学ぶ 6. 応募資格 (グループ研修生メンバー全員に適用) (1) 障がいのある本人で、これからリーダーとして地域社会に貢献したいと志す人 (2) グループで応募できること (3) 障害者権利条約の国内実施に取り組みたいと志のある人 (4) 障がい者の自立支援活動などに従事した経験が概ね5年以上の障がい当事者 (5) 年齢は25歳程度から45歳くらいの方 (6) 学歴、障がい種別や障がいの程度を問いません (7) 海外研修に耐えられる体力があり、現地の生活に適応できる人 (8) 研修中の派遣地の語学力は問いません(通訳の同行ができます) (9) 海外研修に先立ち実施する「事前研修会」や「壮行会」に参加できる人 (10) 研修目的、研修計画を立案・作成し、それを実行できるグループ (11) 財団の広報をはじめ、報道機関等への氏名、住所(市区町村)、障がい名、写真、研修計画・報告等に関する発表に応じられる人 (12) 不測の事態を含め、研修中の全てのリスクは研修生の自己責任とすることに関し、財団との契約を承認できる人 (13) 海外旅行保険の加入について承認できること(スタッフを含む) (14) 研修終了後1ヵ月以内に「研修報告書」の作成・提出ができる人 (15) 研修修了後、全体の成果発表会に参加し、研修報告ができるグループ (原則としてグループメンバー全員参加) (16) 愛の輪運動に賛同し、積極的に取り組んでいただける人 (17) 愛の輪運動の活動で、研修報告などで参加できる人 (18) 個人研修に応募されている方は、本研修には応募できません (19) ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業、個人研修とスタディ・イン・アメリカ研修修了生の方は、研修生として本事業には応募できません 7. グループの構成 (1) グループは、研修生の中からリーダー1名を選任し、それぞれの役割分担をします (2) グループにスタッフとして、通訳者(聴覚障がい者の場合は手話通訳者も考慮)、介助者および支援者などを同行することができます (3) スタッフはグループで確保いただき、研修グループに選ばれてから人選いただいてもかまいません 8. 応募方法 (1) 所定の「海外研修計画・私たちの夢」参加申込書に記入してください (2) 参加申込書は、「グループ記入シート(グループで記入)」と「グループメンバー個別記入シート(研修生メンバー全員が個別に記入)」の2種類ありますグループでまとめて応募してください (3) 次の条件を満たす写真を、WEB申込み後、メールで送信ください ・1人で正面から全身が写っているもの ・3か月以内に撮影したもの ・ファイル形式は「jpgもしくはjpeg形式」でお送りください(3MB以内) (4) 事務局では過去の海外研修派遣先一覧(障がい種別ごと)をホームページに掲載していますのでご参照ください 9. 応募申込、審査選考から派遣までのスケジュールと方法 ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業実行委員会が審査選考します (1) 応募申込 愛の輪ホームページよりWEB申込みください(2019年9月30日23:59締切) (2) 書類選考 実行委員会は「海外研修計画・私たちの夢」参加申込書を書類選考します (3) 面接審査(グループ研修生メンバー全員参加が必須) 書類選考を通過したグループは、面接審査と健康診断を行い、研修グループを選出します (4) 事前研修会 障がい者福祉や自立の理念の学習や、障害者権利条約の国内実施に関する研修、研修計画や財団および本事業についての事務局からの説明行います 別途、研修グループによる事前準備勉強会を開催することができます (5) 計画書の作成 選出された研修グループは、研修先と受け入れに関する諸事項、研修テーマや内容、カリキュラム、期間・日程、宿舎、費用、移動方法、リスクなどについて実際的な打合せを行い、実行委員及び事務局と相談しながらグループの研修計画を具体化し、計画書(所定の様式)を作成します。計画作成については、実行委員会による担当アドバイザーや事務局が助言を行います (6) スケジュール ・2019年9月30日(月)…応募締切り ・2019年11月…書類選考 ・2019年12月8日(日)…面接審査・健康診断 他 ・2019年12月…審査選考結果発表 ・2020年2月22日(土)〜23日(日)…事前研修会(参加必須) ・2020年3月16日(月)…「壮行会」(参加必須) ・2020年4月以降…海外研修計画実行 ・2022年5月…成果発表会 研修は、2020年4月から2021年1月末までに実施・修了していただきます。期間内に実施・修了できない場合は無効(辞退)となります 10. 費用の支給 (1) 財団が研修に際して支給する費用 @ 財団は研修にかかる費用について、実費400万円を上限に研修計画に合わせて支給しますこの中には、下記の費用が含まれています ・国内発着国際空港と海外研修先の最寄り空港との往復旅費(航空券で支給) ・海外研修先の研修委託費 ・海外研修中の宿泊費、食費、交通費等研修に必要な費用(宿泊費や食費は一日あたりの基準を設定) ・国内での事前準備勉強会にかかる費用(宿泊費や食費は一日あたりの基準を設定) ・海外研修における介助者、支援者、および、通訳者にかかる費用 (2) 研修生本人が負担する費用 ・パスポート、ビザ等海外渡航準備に要する費用 ・出発及び帰国時の自宅と国内発着国際空港間の旅費及び宿泊費 ・「海外旅行保険」への加入費用(加入は必須条件) ・海外研修中の研修計画に含まれない個人的な費用 ・その他海外生活の準備費用 ・主催者が支給する費用でまかなわれない部分の費用 (3) 面接審査・事前研修会・壮行会で主催者が支給する費用(支給には領収書が必要です) @ 面接審査時の交通費 応募グループメンバー全員の自宅から会場までの、障がい者割引を使用した、往復交通費の、各自、5,000円を超えた部分の金額を支給各自の交通費が5,000円以内の場合は支給はありません A 事前研修会・壮行会時の旅費 応募グループメンバー全員の自宅から会場までの障がい者割引を使用した、往復交通費、および、研修中の宿泊費、食費等 (4) 海外研修中の費用の支給時期 研修計画の承認後、研修計画にあわせて、グループのリーダーか、会計担当者に支給します(帰国後2週間以内に、領収書を添付した精算書類を事務局へ提出) 11. 書類選考通過者には、面接審査に先立って次の書類を提出していただきます (1) 主治医による「健康診断書」1通(所定の用紙を書類選考通過者に送付) 健康診断書にかかった費用は、上限を1万円としてお支払いいたします(面接審査当日に領収書の提出が必要) (2) 「障がい者手帳」の写し1通あるいは、障がいに関する主治医の診断書1通 (3) 提出いただいた書類は返却いたしません 12. 面接審査を通過した研修生には、次の書類を提出していただきます (1) 「海外研修派遣契約書」(所定の用紙を使用)(身元保証人の同意) (2) 「海外研修派遣承諾書」(応募者の海外研修を承諾する、学校長・施設長・雇用主などからの許可書) ■ 応募の締め切り 海外研修参加申込書は、2019年9月30日(月)23:59までにWEBより申込みください ※ 選考結果については、文書により直接応募者(グループリーダー)に連絡いたします。それ以外の合否についてのお問合せはご遠慮ください。 ■ 海外研修参加申込書の問合せ先 〒564-0063 大阪府吹田市江坂町3-26-13 ダスキン江坂町ビル 公益財団法人ダスキン愛の輪基金 ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業実行委員会 電話:06(6821)5270(平日9:30〜11:30/13:00〜17:00)ファックス:06(6821)5271 メールアドレス:ainowa@mail.duskin.co.jp  ホームページ:http://www.ainowa.jp(ホームページからお問い合わせが出来ます) ※ 不明の点があれば、メール、電話、ファックス、ホームページ、手紙などでお問い合わせください。平日の時間外や土・日・祝祭日の電話でのお問い合わせはご遠慮ください休業のため応答できません。  ■ 実行委員(2019年4月/敬称略・順不同) ・青松 利明 筑波大学付属視覚特別支援学校教諭 ・青柳まゆみ 愛知教育大学障害児教育講座准教授、本研修派遣事業第18期研修派遣生 ・金塚たかし NPO法人大阪精神障害者就労支援ネットワーク統括所長 ・尾上 浩二 認定NPO法人DPI(障害者インターナショナル)日本会議副議長 ・小林 洋子 筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター講師 ・長瀬 修  立命館大学教授 ・福田 暁子 全国盲ろう者協会評議員・国際協力推進委員、世界盲ろう者連盟事務局長 ・小林 昌之 日本貿易振興機構 アジア経済研究所主任調査研究員 ■ 参加申込書などの応募書類や提出書類については、財団および実行委員会において厳正に管理し、ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業の審査選考や、研修派遣以外の目的で使用することはありません。