あいのわ ダスキン愛の輪基金

歴史

第1期(1981年)
3月16日、東京・帝国ホテルで「ミスタードーナツ障害者リーダー米国留学派遣」の記者会見が行われる。 11月26日、厚生省より「財団法人 広げよう愛の輪運動基金」としての認可を受ける。 11月30日、10名の留学生が決定。壮行会が行われる。
第2期(1982年)
研究開発助成先である、4機関が決定。第1期留学生10名、第2期留学生10名をアメリカへ派遣。 1月27日、ミスタードーナツ1日チャリティが行われる。
第3期(1983年)
第3期留学生10名を派遣。
第4期(1984年)
「ミスタードーナツ障害者リーダー米国留学派遣」に対して、故山西利夫氏が「ヘレンケラー・アンサリバンゴールドメダル」を受賞。 第4期留学生 9名を派遣。
第5期(1985年)
第5期留学生9名を派遣。
第6期(1986年)
ミスタードーナツの創業者であるハリー・ウィノカー氏が、「愛の輪」に1万ドルを献金。 たんぱく質の異常代謝によっておこるフェニルケトン尿症患者のために「フェニルアラニン除去ドーナツミックス」を、日本製粉とミスタードーナツが共同開発。 第6期留学生8名を派遣。
第7期(1987年)
アメリカ・リバーサイド校よりチャールズ・リンゴ君、エグニア・プスタメンテさんが交換留学のため来日。新潟の聾学校で研修。また、ルーダソーエル先生(リバーサイド校)、アグネスホワイト先生(ケンタッキー聾学校)が訪問。カーシュナー教授が来日。 「愛の輪」の集いにより、障害者の皆さんを、ミュージカル「ビッグリバー」に招待。(関東地区) 第7期留学生8名を派遣。
第8期(1988年)
地域ボランティア活動「ミックバラードとアントニオ古賀の集い」(東北地区)、「車いすダンスの会」(北海道地区)が行われる。 第8期留学生7名を派遣。
第9期(1989年)
第9期留学生7名を派遣。
第10期(1990年)
第10期留学生10名を派遣。
第11期(1991年)
「広げよう愛の輪運動」にダスキン企業グループ全ての組織で取組みが始まる。 障害者リーダー米国留学派遣事業の冠名がミスタードーナツよりダスキンへ変わる。同時に米国留学が海外研修へ、個人留学から団体研修へと変更される。肢体不自由者、視覚障害者が27名(介助者11名含)の2グループで2週間のアメリカ研修を行う。各地域では地域推進委員会が再編成され、41名の委員が誕生、地域活動の全国統一活動として第1回「愛の輪のつどい」が全国主要都市20カ所で開催される。
第12期(1992年)
ダスキン障害者リーダー育成海外研修に98名(介助者38名含)を派遣、障害別 に知的・聴覚・視覚・肢体不自由の4チームを編成。知的障害者チームはスウェーデンへ、他3チームはアメリカにて約2週間にわたる団体研修を行う。第2回目となる愛の輪のつどいは、全国主要都市24会場で開催され観劇タイムで「ビルマの竪琴」をすわらじ劇園によって上演、大好評を得る。
第13期(1993年)
ダスキン障害者リーダー育成海外研修は、昨年同様、障害別の団体で、97名(介助者46名含)を派遣。肢体不自由者のチームを2チームに増やすと共にてんかんのチームを編成、合計6チームでアメリカに2週間、障害者の「就労」をテーマに学ぶ。また、第3回愛の輪のつどいは全国主要都市31会場で開催、38.000名の来場者があり、観劇タイムでは、すわらじ劇園による「赤ひげ」を上演、大好評を得る。
第14期(1994年)
全国59地区に地区実行委員会を設立。 ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業は、個人(長期間)研修派遣生8名(視覚障害1名、聴覚障害1名、肢体不自由5名、てんかん1名)を派遣。また知的障害者グループ(短期間)研修として、5名(援助スタッフ6名)をアメリカ・イリノイ州に派遣した。 「愛の輪のつどい」では、全国30会場ですわらじ劇園の「奇跡の人」を上演、3万人の方々をお招きし、好評を得る。
第15期(1995年)
地区実行委員会を全国72地区に編成。 研修派遣生10名(知的障害1名、視覚障害2名、聴覚障害2名、肢体不自由4名、てんかん1名)を派遣。「愛の輪のつどい」は「裸の放浪記」を全国34会場で上演。
第16期(1996年)
研修派遣生10名(視覚障害3名、聴覚障害3名、肢体不自由3名、内部障害1名)を派遣。
「愛の輪のつどい」は宮沢賢治生誕100年を記念し「グスコーブドリの伝記」を35会場で上演。
第17期(1997年)
研修派遣生9名(視覚障害2名、聴覚障害3名、肢体不自由4名)を派遣。始めてダスキン働きさんからサポーター(応援団長)を選任した。 「愛の輪のつどい」は森 鴎外原作の「高瀬舟」を35会場で上演、好評を博した。
第18期(1998年)
研修派遣生7名(視覚障害1名、聴覚障害1名、肢体不自由4名、内部障害1名)を派遣。 第18期生の松江美季さんが長野パラリンピックで金メダル3個を獲得。その活躍に対し、「愛の輪賞」を贈呈。「愛の輪のつどい」は澤田ふじ子原作の「もどり橋」を34会場で上演。
第19期(1999年)
研修派遣生9名(聴覚障害2名、肢体不自由5名、知的障害1名、内部障害1名)を派遣。 ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業をスタート。第1期研修生5名(パキスタン、インドネシア、ベトナム、ミャンマー、韓国)を招へい。「愛の輪のつどい」は橋田壽賀子原作の「忍の一字」を27会場で上演。
第20期(2000年)
研修派遣生8名(視覚障害2名、聴覚障害2名、肢体不自由4名)を派遣。アジア第2期研修生10名(フィリピン、シンガポール、中国、フィジー、モンゴル、マレーシア、タイ、韓国、ミャンマー、インドネシア)を招へい。「愛の輪のつどい」は北條秀司原作による「王将」を25会場で上演。
第21期(2001年)
研修派遣生9名(視覚障害3名、聴覚障害2名、肢体不自由2名、内部障害1名、知的障害1名)を派遣。アジア第3期生9名(中国、スリランカ、モンゴル、ネパール、韓国、インドネシア、フィリピン、パキスタン、マレーシア)を招へい。 「愛の輪のつどい」では、すわらじ劇園による「ガンジー」を15会場で上演。
第22期(2002年)
研修派遣生9名(視覚障害3名、聴覚障害1名、肢体不自由5名)を派遣。アジア第4期生10名(バングラディシュ、韓国、タイ、ベトナム、マレーシア、アフガニスタン、インド、カンボジア、フィリピン、台湾)を招へい。
「愛の輪のつどい」では、すわらじ劇園による「米百俵」を13会場で上演。
第23期(2003年)
ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業は、創設25周年記念として、「グループ研修」が加わる。この方式は、小人数のチームでお互いに協力し合いながら、21世紀の障害者福祉界をリードする新しい理念を研修・開発することを目的としたもの。 研修派遣生11名(グループ研修は、聴覚障害4名と肢体不自由3名の2グループ。個人研修は視覚障害1名、聴覚障害2名、肢体不自由1名。)を派遣。 アジア第5期生7名(タイ、ネパール、中国、スリランカ、パキスタン、バングラディシュ、ラオス)を招へい。「愛の輪のつどい」では、すわらじ劇園による「立ち上がった達磨さん」を7会場で上演
第24期(2004年)
研修派遣生12名(グループ研修生2グループ・8名、個人研修生4名)を派遣。 アジア第6期生7名(フィジー、バングラディシュ、インドネシア、カンボジア、ネパール、台湾、ベトナム)を招へい。 「愛の輪のつどい」が8会場で開催される。すわらじ劇園による演目は「てんびんの詩」と「鯖の頭」の2本立てです。
第25期(2005年)
11月16日、「財団設立25周年記念式典」がヒルトン東京で開催され、「障害者の自立と社会との共生」実現に向けての活動プランが発表される。 研修派遣生11名(知的障害者グループ6名、個人研修生5名)を派遣。アジア第7期生7名(韓国、パキスタン、スリランカ、フィリピン、ミャンマー、インドネシア、ベトナム)を招へい。「愛の輪のつどい」が6会場で開催される。すわらじ劇園による演目は「夜の来訪者」です。
第26期(2006年)
研修派遣生12名(知的障害者グループ研修生3名、グループ研修生2グループ・6名、個人研修生3名)を派遣。アジア第8期生6名(フィリピン、カンボジア、ネパール、台湾、カザフスタン、ラオス)から招へい。「愛の輪のつどい」が10会場で開催される。すわらじ劇園による演目は「限りなき愛」です。
第27期(2007年)
研修派遣生12名(知的障害者グループ研修生5名、グループ研修生1グループ・3名、個人研修生4名)を派遣。アジア第9期生6名(ネパール、ベトナム、フィリピン、タイ、ラオス、モンゴル)を招へい。「愛の輪のつどい」が12会場で開催される。すわらじ劇園による演目は「恍惚の人」です。
第28期(2008年)
地域実行委員会を11統括支部に再構築。研修派遣生30名(知的障害者グループ研修生6名、ジュニアリーダー育成グループ研修生8名、グループ研修生3グループ・11名、個人研修生5名)を派遣。アジア第10期生8名(カザフスタン、インド、カンボジア、キルギス、台湾、バングラデシュ、スリランカ、マレーシア)を招へい。「愛の輪のつどい」が12会場で開催される。すわらじ劇園による演目は「明日の幸福」です。
第29期(2009年)
研修派遣生16名(知的障害者グループ研修生5名、グループ研修生1グループ・3名、個人研修生8名)を派遣。アジア第11期生7名(中国、タジキスタン、フィジー、インド、フィリピン、インドネシア、ネパール)を招へい。「愛の輪のつどい」が14会場で開催される。すわらじ劇園による演目は「暖簾(のれん)」です。
第30期(2010年)
研修派遣生27名(知的障害者グループ研修生5名、グループ研修生2グループ・6名、ジュニアリーダー育成グループ研修生10名、個人研修生6名)を派遣。アジア第12期生7名(モンゴル、台湾、マレーシア、ミャンマー、韓国、パキスタン、ベトナム)を招へい。「愛の輪のつどい」が14会場で開催される。すわらじ劇園による演目は“北へ帰る”より「百万ドルの遺産」です。
第31期(2011年)
研修派遣生19名(知的障害者グループ研修生5名、ジュニアリーダー育成グループ研修生8名、個人研修生6名)を派遣。 アジア第13期生7名(タジキスタン、ネパール、フィジー、カンボジア、パキスタン、ベトナム、パプアニューギニア)を招へい。「ダスキンファミリー感謝のつどい」が11会場で開催される。すわらじ劇園による演目は「聖フランチェスコ物語、ごらんよ空の鳥を」です。
第32期(2012年)
研修派遣生13名(知的障害者グループ研修生5名、ジュニアリーダー育成グループ研修生5名、個人研修生3名)を派遣。 アジア第14期生7名(マレーシア、フィリピン、ネパール、モルディブ、カンボジア、ミャンマー、台湾)を招へい。「ダスキンファミリー感謝のつどい」が12会場で開催される。すわらじ劇園による演目は「破れ太鼓」です。
第33期(2013年)
障害の「がい」をひらがな表記とする。事業名称等定款に記載されている文言並びに法律用語については従来通りの漢字表記として、それ以外については「害」を「がい」とひらがな表記とする。
研修派遣生9名(知的障害者グループ研修生5名、個人研修生4名)を派遣。 アジア第15期生6名(シンガポール、インドネシア、フィリピン、タイ、パキスタン、ベトナム)を招へいする。
第34期(2014年)
研修派遣生14名(知的障害者グループ研修生4名、ジュニアリーダー育成グループ研修生6名、スタディ・イン・アメリカ研修3名、個人研修生1名)を派遣。アジア第16期生6名(モルディブ、台湾、インド、ウズベキスタン、バングラデシュ、ラオス)を招へい。
第35期(2015年)
研修派遣生5名(スタディ・イン・アメリカ研修2名、個人研修生3名)を派遣。アジア第17期生6名(ネパール、ラオス、ソロモン、モンゴル、カンボジア、パキスタン)を招へい。
第36期(2016年)
財団設立35周年 秋篠宮妃殿下、眞子内親王殿下ご臨席のもと、海外研修派遣生の成果発表会を開催。
研修派遣生7名(個人研修生3名、ジュニアリーダー育成グループ研修生4名)を派遣。アジア第18期生6名(フィリピン、台湾、インド、スリランカ、バングラデシュ、ネパール)を招へい。
第37期(2017年)
研修派遣生8名(個人研修生3名、スタディ・イン・アメリカ研修生2名、ミドルグループ研修生3名)を派遣。アジア第19期生6名(タイ・モンゴル・ネパール・フィジー・バングラデシュ・パキスタン)を招へい。
第38期(2018年)
研修派遣生8名(個人研修生4名、ミドルグループ研修生4名)を派遣。アジア第20期生5名(ネパール・スリランカ・ブータン・ミャンマー・台湾)を招へい。
第39期(2019年)
研修派遣生10名(個人研修生3名、ミドルグループ研修生3名、ジュニアグループ研修生4名)を派遣。アジア第21期生4名(モルディブ・サモア・ネパール・ベトナム)を招へい。
第40期(2020年)
研修派遣生7名(個人研修生4名、ミドルグループ研修生3名)を決定。アジア第22期生5名(カンボジア・フィリピン・スリランカ・ミャンマー・インドネシア)を決定。
世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、海外研修派遣及びアジア研修生の招へいは待機中となっています。
第41期(2021年)
世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、第41期海外研修派遣生募集の中止及びアジア第23期生募集は延期となりました。
第40期研修派遣生及びアジア第22期生は、オンラインで語学研修等を実施しています。
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